発売を1週間後に控えたマイクロソフトの新作フライトシミュレーター、「Flight Simulator2020」。
日本国内ではMicrosoft公式オンラインストア、Steamでのダウンロード販売のほか、Microsoftのゲーミングサブスク「Xbox Game Pass」でも利用することができます。
今回は買い切りとサブスク、どちらがおすすめなのか調査してみます。
目次
買い切りとサブスク何が違う?
まずは買い切り版とサブスク版の違いについておさらいしてみましょう。
価格
Windows10 / Steam
スタンダード | デラックス | プレミアムデラックス |
¥7,450(税込) | ¥10,700(税込) | ¥13,100(税込) |
Xbox Game Pass for PC (Beta)
最初の1ヶ月100円、翌月以降425円。
ただし期間限定価格なので変更の可能性もあります。
Xbox Game Passとは毎月定額でゲームをプレイすることができるサブスクリプションサービス。
エディション
買い切り版は使用できるスタンダードのほか、使用できる飛行機や高精度の空港が追加される上位のデラックス/プレミアムデラックスの3種類から選ぶことができます。
Xbox Game Pass版はスタンダードしか選択できないので注意が必要です。
買い切りがおすすめな人
買い切り版がオススメなのはこんな方です。
既に他のフライトシミュレーターを持っていて永く遊ぶつもりの人
MSFS2020以外の既存のフライトシミュレーター(FSX、P3D、X-Planeなど)を所有していて、これからもフライトシミュレーターで遊ぶつもりの方は最初から買い切りしておく方がオススメ。
サブスクは初期費用は低く抑えられるものの、永く遊べば遊ぶほどトータルのコストがかかってしまいます。
またサブスクではスタンダードエディションしか選択することができないため、上位エディションに含まれる空港や機体でプレイすることができなくなってしまうのもマイナスポイントですね。
買い切りのポイント
・一度購入してしまえばずっと遊ぶことができる
・長く遊ぶほどコスパが高い
サブスクがおすすめな人
一方、サブスクの方がオススメなのは以下のような方。
はじめてのフライトシミュレーターがMSFS2020
これまでフライトシミュレーターを遊んだことがない方はサブスクがオススメ。
本格的フライトシミュレーターとはどういうものか?最初からフルプライスのパッケージを買わなくても体験することができるのもサブスクならではのポイントです。
たとえフライトシミュレーターが合わなくても、Xbox Game Passでは100本以上のゲームを遊ぶことができるので損をすることはないでしょう。
サブスクのポイント
・初期投資が少ない
・PCスペックに不安があっても解約できる
買い切りとサブスク、何ヶ月遊べば元を取れる?
買い切りのスタンダード版は7,450円(税込)、一方のXbox Game Passは最初の1ヶ月は月額100円(税込)、翌月からは月額425円(税込)です。
およそ18ヶ月(3年間)以上遊ぶ場合、サブスクより買い切りの方が安くなるという計算になります。
おすすめはサブスクからスタート
管理人オススメはサブスクからのスタート。なぜでしょう?
発売直後はアドオンが少ない
フライトシミュレーターというジャンルはサードパーティ製のアドオン(追加コンテンツ)でどんどん進化するという特徴があります。
前作のFSXでも、実機さながら全てのスイッチが動作するような機体、こだわりが詰まった空港などのシーナリーなど様々なアドオンが販売されてきました。
今作のMSFS2020でもこのようなアドオンがどんどん登場するものと思われますが、発売段階で十分なアドオンが揃うことはないと考えられます。
既にFSXやP3D、X-Planeなど他のフライトシミュレーターをアドオン満載でプレイしている場合、物足りなさや不都合を感じることもあるかもしれません。
バグや不具合が怖い
アルファテスト段階でも様々なバグや不具合がフォーラムに報告されています。
今後クローズドベータを経て製品版に至るまでにこれらのバグや不具合は解消されることと思いますが、全ての不具合を取り除くことは困難でしょう。
バージョンアップで安定した環境が出来上がるまでしばらくかかるかもしれません。
MSFS2020で次世代のフライトシミュレーターへ!
買い切りとサブスク、それぞれの長所短所を見てみましたが皆さんはどちらを選びますか?
FSXの開発終了後X-PlaneやFSXをベースにしたP3Dなど次世代のソフトに置き換わっていったように、今度は再びMSFSの時代が訪れようとしています。
バグや不具合の不安要素もありますが、現行ソフトからの乗り換え時期も近づいてきました。
買い切りとサブスク、自分に合った方法でMSFS2020を手に入れてくださいね。